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鉄道博物館に行こう! 鉄道からわかるその当時の旅のスタイルと目的(3)

鉄道博物館

1926年(昭和時代)東京からパリへ 外交官の旅

1929年
世界恐慌
アメリカの不景気が世界に広がり、世界的に大不景気になる。


1931年
満州事変が起こる。


1932年
五・一五事件が起こる。


1936年
二・二六事件が起こる。


1937年
日中戦争
蘆溝橋事件をきっかけに戦争開始。


1939年
第二次世界大戦が始まる。


1940年
日独伊三国軍事同盟が結ばれる。


1941年
太平洋戦争が起こる。


1945年
広島・長崎に原爆が落とされ、日本が降伏した。

ポツダム宣言を受け入れ、連合国に無条件降伏する。


1946年
天皇が年頭詔書で人間宣言をする。

日本国憲法が公布される。


1949年
湯川秀樹がノーベル賞を受賞。


1950年
朝鮮戦争が起こる。


1951年
サンフランシスコ平和条約を結ぶ。

第二次世界大戦前は、東京から下関まで鉄道、下関から朝鮮半島の釜山まで連絡船、そして釜山から列車を乗り継いでヨーロッパまで行くことができました。

「マイテ39形式客車 車号マイテ3911」(1930年製造)桃山様式の荘厳な内装を誇る。
当時の「富士」車内の様子

1930年9月15日東京から下関間特別急行列車第1・2列車を「富士」、第3・4列車を「桜」と命名(列車愛称名採用のはじめ)。
東海道本線の特急用一等展望客車。


東京からパリまではどれくらいで行けたのかな?当時の東京からパリまでは船で40日かかりましたが、この国際連絡列車では15日で行けるようになりました。料金は、大学新卒初任給1年分近くもあり、政府の要人や裕福な人がお客様でした。

山陽本線安芸中野駅付近で特急列車が脱線転覆する事故が起きました。(1926・大正15年9月)
その際、車体が木製であったために被害が大きくなったともいわれ、客車の安全性向上をめざして、1927・昭和2年に国鉄最初の半鉄客車が誕生しました。


トラベルフォトニュース昭和31年1月25日発行
当時の車内


粉雪舞う北国の旅路に、霜氷る夜汽車に、かかせないのは先ず暖房だ。この客車暖房については国鉄はいろいろ苦心している。今日のように蒸気機関車の走っていた区間が電化したり、ディーゼルカーが大幅に地方線区に登場してくると、その暖房の様式も多様になってきた。客車暖房を概観すると、地方線区に今もなお僅かに残っている通称「ダルマ」と称するストーブや、電車の電気ヒーターは別として、蒸気機関車の列車は勿論、電気機関車でも独立の暖房車をつけたり、電気機関車の中に軽油を燃料のSGI蒸気発生装置をもったりして、蒸気で客車を暖めているものが大部分である。だがディーゼルカーのエンヂンの排気ガスによるもの、今冬からデビューした軽油を燃料に、客車に熱気を循環させる熱気暖房装置などがある。(当時の記事より)
車内にはダルマストーブが設置されています。

列車の編成が長くなりスピードも向上すると、それまでの木製客車では車体の強度が不充分となり、鋼製化の研究がすすめられました。1926(大正15)年9月、山陽本線安芸中野駅付近で特急列車が脱線転覆する事故がおきました。その際、車体が木製であったために被害がおおきくなったともいわれ、鋼製の客車を導入するきっかけとなりました。オハ31形式は国鉄最初の半鋼製客車として1927(昭和2)年に登場。車体長や二重屋根構造などは、それまでの木製客車のスタイルを引き継いでいますが、車体の強度は大きく向上し、安全性は飛躍的に高まりました。
山陽本線の特急列車事故


「オハ31形式客車 車号オハ3126」(1927年製造)初の鋼製客車として製造された標準的な17m級客車。内装は木造。
「半鉄製車体」の車内は木製。

取材協力:鉄道博物館

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